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「毎朝、前髪を整えるのが大変」「前髪のくせ毛が常に気になってしまう」
など前髪がくせ毛の方は憂鬱な悩みを抱えているかと思います。
しかし、実はくせ毛は直す方法を間違えなければ、簡単に真っ直ぐにすることが可能です。
この記事ではくせ毛を治す方法、くせ毛の原因などを詳しく紹介しているので、是非参考にしてください。
くせ毛の前髪を治す方法
そもそも、くせ毛の原因とは?
くせ毛の原因は、先天的・後天的なものがあり、人それぞれです。
しかし、毎日前髪のくせ毛を直すのは時間も労力もかかるので、根本的に治すためにも、必ず原因を把握しておきましょう。
①遺伝
皆さんご存知だとは思いますが、くせ毛の主な原因として遺伝によるものが強いとされています。
父や母だけではなく、祖父や祖母などの隔世遺伝も含むほど、くせ毛の遺伝というのは強く残ります。
また、親がくせ毛の場合、子供もくせ毛になってしまう確率は70%近くあると言われています。
ちなみに、特に母親がくせ毛の場合は子供もくせ毛になりやすいそうです。
②髪の栄養不足
髪の毛は以下の3つから成り立っています。
- メデュラ(髪の毛の中心部)
- コルテックス(メデュラを包んでいるもの)
- キューティクル(髪の毛を守っている表面)
これら3要素の主な成分はケラチンです。
そして、ケラチンはアミノ酸が結合してできたタンパク質です。
そのため、タンパク質が不足していると、歪んだ髪の毛をつくる原因になりえます。
タンパク質は筋肉、爪、皮膚、臓器、血液、細胞など、体の大部分のパーツを構成しています。
そして、髪の毛は生命と直接関わっていないので、タンパク質が足りていないと、補給の優先順位を下げられてしまいます。
動物性タンパク質、植物性タンパク質のどちらでも大丈夫で、意識的に日頃から摂取するようにしましょう。
以下のような食べ物には、多くタンパク質が含まれています。
動物性タンパク質
肉、魚、卵、チーズ、牛乳など
植物性タンパク質
豆腐やピーナツなどの豆類
③血行不良により栄養が届いていない
タンパク質を摂取していても、血行不良だと栄養を送る機能が働いてくれません。
そのため、結果的に栄養が不足して、健康な髪を作る事ができず、くせ毛になることがあるのです。
多くの原因としては、過度のダイエットや肥満による皮膚の伸び・たるみが原因です。
④毛穴の詰まり、汚れ
シャンプーや整髪剤が毛穴に詰まって汚れていると、くせ毛の原因になります。
頭を洗う時に、丁寧な前洗いとシャンプーをしっかりと流すことを意識しましょう。
⑤ホルモンバランス
ホルモンバランスの変化や不調によってくせ毛へと変わることもあります。
ホルモンのバランスが乱れる原因は、睡眠不足・ストレス・食生活の乱れ・運動不足・出産など様々です。
それらの原因に当てはまるような行動は控えるようにしましょう。
継続して、くせ毛を根本的に治す努力を。
一時的にくせ毛の前髪を真っ直ぐにすることは出来ます。
しかし、根本的に治せたら、毎朝のセットが楽しくなりますよね?
もし、くせ毛を根本的に治したい方は、こちらの記事にて、更に原因を深く知ることをオススメします。
→生まれつきでも改善?くせ毛の原因を今日から解決する3の方法
くせ毛の前髪を真っ直ぐにする方法
1.前髪を濡らす
くせ毛の方にとっては当たり前ですが、乾いてうねった髪をそのまま直そうとしても、真っ直ぐするのはかなり難しいです。
なので、まずは前髪の根元からしっかり水分を与えます。
前髪を片手で掴み、左右にかき分けながらかけるとバランス良く、全体に水分が行き渡ります。
水分の量としては、お風呂上がりにタオルで拭いた後ぐらいに、髪が濡れていればOKです。
水道水がくせ毛の原因?
実は水道水がくせ毛の原因になっている可能性もあります。
水道水には、残留塩素というものが含まれており、これには髪のタンパク質を破壊する性質があります。
そのため、日常的に水道水で髪を洗っているとパサつき、抜け毛、薄毛といった症状になりやすいのです。
もし可能であれば、浄水器やウォーターサーバーの水、精製水などを使って頭を洗い、
髪をセットする時は、ミストスプレーやトリートメントシャワーを使用しましょう。
手ぐしで引っ張りながらブローする
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前髪が濡れたら、すぐにブローをしましょう。
髪を濡れた状態にしていると、髪を傷めてしまうので要注意です。
ブローのポイントは以下の通りです。
[ポイント1]前髪を掴み、手で髪を引っ張りながら、ドライヤーを根元からかける。
髪を引っ張りながら乾かすことで、くせ毛が真っ直ぐになりやすいです。
この時に、髪を前方向だけでなく、左右に引っ張ることで、髪の根元から伸ばすことができます。
[ポイント2]ドライヤーを左右から当ててブローする。
多くの方は、前髪を左右のどちらかに流しているかと思います。
ただし、普段流す方向とは逆方向へも、しっかり伸ばしておきましょう。
そうすることで、くせも取れやすく、ぺたっとせずに、ふんわりとした前髪を作ることができます。
おすすめのイオンドライヤー
ドライヤーにも種類がありますが、くせ毛にはマイナスイオンドライヤーが一番効果的です。
マイナスイオンには髪の毛の水分を逃さないようにして、乾燥を防ぐ効果があります。
これはくせ毛には効果抜群なため、マイナスイオンが発生するドライヤーを使うのはかなり効果的です。
しかし安価なドライヤーの中にはトルマリン鉱石を使った、上辺だけのマイナスイオンドライヤーが存在します。
そのためくせ毛にあったドライヤーを使うようにしましょう。
美容室でも使われているドライヤーはこちらです。
値段が少しかかってしまいますが、美容室や有名スタイリストが好んで使っていることでも有名なドライヤーなので品質は保証されています。
ロールブラシでさらに伸ばす
前髪が程良く乾いたら、次はロールブラシを使って伸ばしていきます。
こちらも前方向だけでなく左右に伸ばしましょう。
おすすめロールブラシの種類
前髪に使うロールブラシは、サイズが直径3~5cmの商品がオススメです。
前髪は他の部位に比べると、髪の長さが短いです。
そのため、ロールが大き過ぎると短い毛が絡まらず、真っ直ぐになってくれません。
また、髪の痛みが気になる人は、天然毛を使った商品を使いましょう。
値段は高価ですが、静電気が起きにくく髪にも優しいため、愛用者が多いです。
使っていると、髪に自然のツヤが出てきれいにまとまるので、慣れて来ると手放せなくなるほどです。
ただし、天然毛は見ずに濡らしてしまうと毛が弱くなってしまうので注意してください。
ヘアスタイルの流れに沿って、冷風で冷やす
最後は、あなたが希望する前髪の流れに沿って、冷風で冷やして下さい。
ここまでの流れを丁寧に行っていると、いつもより思い通りの前髪になっていると感じるはずです。
くせ毛が強い人はアイロンを使おう
髪が痛みやすいので、そこまでオススメはしませんが、くせが強い人はアイロンを使いましょう。
髪の毛が乾いていることを確認し、160度~180度で一度で決めてください。
何度も伸ばすと、髪を痛める原因になります。
髪が傷んでいる時は、140~160度くらいで使うといいです。
スタイリング剤で仕上げる
真っ直ぐの状態を維持するために、ワックスやオイルで髪の毛をコーティングしましょう。
前髪にワックスやオイルを付けすぎると、ベタッとなって不自然なので、少しずつ付けるようにしてください。
以上の工程を行っても、時間が経つとくせ毛が出て来る人は、最後にヘアスプレーを使いましょう。
ヘアスプレーは、前髪を手で持ち上げて、スプレーするようにしましょう。
髪の裏側からかけることで自然に固まってくれます。
おすすめワックスの種類
くせ毛には、ボリュームが勝手に出てしまう種類、ぺたっとなってボリュームが出てくれない種類など様々です。
そしてくせ毛の種類によって、使うべきワックスが異なります。
こちらの記事では、くせ毛におすすめのワックスを紹介しています。
→くせ毛女子へ。髪質別オススメのワックス・選び方を徹底解説
くせ毛前髪の女性に似合う髪型
ショートボブ
根本からくせがある人は、全体的にふんわりさせることで、くせ毛の違和感を無くすことが出来ます。
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ミディアムパーマ
前髪だけにくせがある人は、全体にパーマをかけることで、くせ毛の前髪も違和感が無くなります。
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ショートバング
人を選びますが、前髪をばっさり切って、くせ毛が目立たないようにするのも1つです。
ただし、前髪の根本から強いくせがある人は、短い上にうねるので、それを想定してカットしてもらうことが必要です。
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汗からくせ毛前髪を守るために
どれだけ前髪を真っ直ぐにしても、自分の汗がつくと髪がうねってしまいます。
汗対策をした方は、ぜひ以下の方法を試してみてください。
ベビーパウダー
赤ちゃんの汗もを防ぐために使われるベビーパウダーですが、汗を抑えて肌をサラサラに保つ効果があるため、最近は大人のあせも対策にも使われています。
そんなベビーパウダーを前髪に直接塗ることで、前髪に汗がつかず、真っ直ぐな状態を維持することが出来ます。
ベビーパウダーは、ファンデーションの後、前髪に直接つけてブラシでなじませるようにします。
するとベビーパウダーが汗を吸収してくれるので、サラサラな前髪をキープする事ができます。
顔用制汗剤
顔用制汗剤は、顔に塗るだけで汗を抑えてくれる薬品です。
顔用制汗剤に含まれる薬用成分が毛穴から出る汗にギュッと吸着し、汗の臭いを抑え、汗が流れないようにします。
もし購入を考えられる方は、ピジョン薬用固形パウダーがおすすめです。
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@コスメでも良い口コミが並んでおり、効果を実感している方が多くいます。
出典 cosme.net
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雨からくせ毛前髪を守るために
出典 item.rakuten.co.jp/
乾燥している髪の毛に、外部の湿気が入ることでくせが出ますが、髪の内側に水分や油分をたっぷり補給しておくと、外部からの湿気を防ぐことが可能です。
雨が降りそうな前日の夜に、ティースプーン1杯分くらいのオイルを手のひらになじませ、髪の毛先から10~15センチくらいまで、均等にオイルを塗ります。
塗ってから1時間経ったら、シャンプーで流しましょう。
これだけで、翌日は外部からの湿気から守ってくれます。
くせ毛の前髪の切り方
くせ毛の前髪を自分で切る場合の注意点をご紹介します。
一番のおすすめは、美容院で切ることですが、ご自分で前髪を微調整したい場合などに参考にしてください。
髪が乾いた状態で切る
くせ毛は濡らすと伸びてしまうため、乾いた時に短くなりすぎる危険があります。
そのため、前髪が必ず乾いた状態で切るようにしましょう。
ちなみに、いつも通り髪をセットした状態で、前髪をカットすることで、髪型の全体感を掴みやすく、失敗しづらいです。
ハサミを縦に入れる
ハサミを横にして切ってしまうと、ぱっつんの前髪になってしまいます。
縦から入れて、少しづつ切るようにしましょう。
前髪の幅を意識しよう
「黒目の外側の端を真上に前髪の生え際まで上がったところ」が前髪の幅になります。
あまり幅を広くしすぎると失敗しますので注意しましょう。
前髪のくせ毛を乗り越えて、毎日を楽しく
前髪が思い通りにならないだけで、その日が1日中憂鬱になりますよね。
なので、今回ご紹介した直し方を試してみて、前髪のくせ毛を気にしない自分を目指してみてはいかがでしょうか。