「ついついくせ毛を触ってしまう...」
「くせ毛を触るのが癖になってしまっている...」
ついついくせ毛が見つかると触ってしまう人も多いのではないでしょうか?
1箇所だけ癖が強いと気になって触ってしまいがちです。
ただくせ毛を触りすぎると、くせがひどくなるともよく聞きます。
そこで今回はくせ毛を触る癖は直したほうが良いのか、髪の毛を触ってしまう理由などについてまとめてみました。
くせ毛を触る癖は直したほうが良い?
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くせ毛をついつい触ってしまうのは仕方のないことですが、くせ毛をつい触ってしまう癖は辞めたほうが良いことに間違いありません。
髪の毛は摩擦に寄るダメージを受けることがあり、それは私たちが髪を触ることによって起きる摩擦でも髪の毛に充分なダメージを与えてしまうのです。1,2回であればさほど問題はありませんが、髪の毛を触ってしまう癖がついてしまうと、頻繁に摩擦ダメージを与えることにより、髪へのダメージも蓄積していきます。
髪の毛を頻繁に触ってしまうと、髪の毛には外からの衝撃を守る外皮的役割をしているキューティクルがあり、そのキューティクルが摩擦ダメージによって剥がれてしまうと、髪内部にダメージが入るようになるのです。
その髪内部にダメージが入ってしまうと、そのダメージは2度と修復することができません。髪を触りすぎてくせ毛がひどくなってしまった人はキューティクルが剥がれてしまっているケースが多いです。
くせ毛自体も何らかの原因でキューティクルが剥がれてしまい、髪が傷んでしまっている状態にあるのかもしれません。髪が傷んでいる状態でくせ毛を触る癖がついてしまうとくせは悪化していきます。
可能なのであればくせ毛を触る癖はやめておくようにしたほうが良いでしょう。
くせ毛を触ってしまう理由は何?
ただくせ毛を触ってしまうのが癖づいている場合は、癖を直したくても直せない状況が続いてしまうと思います。
ついつい触ってしまうことで悩んでしまうのであれば、くせ毛を触ってしまう理由を把握して対策していくのも良いでしょう。
くせ毛を触ってしまうのは心理的な原因がありますので、私生活を変えていくことで、自然とくせ毛を触る癖が収まっていくかもしれません。
優しく触る癖は不安な気持ちが原因?
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心理学的な面で見ると、不安な気持ちを持っている人は髪を触ってしまう事が多いです。手持ち無沙汰になって、髪を指で撫でるように優しく触ってしまいます。
緊張してて落ち着きたい時などによくやってしまいがちです。
緊張状態が続く場面に居合わせることが多いと、そのたびに髪を触ってしまい、習慣的に髪を触る癖がついてしまうこともあります。
なかなか気づきにくいところではありますが、緊張している空気の中で、髪を触ってしまっていることに気がついた場合は手を止める努力をしてみましょう。
髪をかき上げる癖は自己承認欲求?
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女性に多いのですが、髪をかきあげるのは自己承認欲求の表れです。
前髪を後ろに持っていくようにかきあげたり、長い後ろ髪を払うようにしたりします。
自分に自信があるものの、他の人が見てくれなかったり、認めてくれなかったりすると、ついついやってしまいがちで、ついつい何もない時にやってしまうよう癖づいてしまう女性も多いです。
男性から見ると魅力的な仕草であることに間違いありませんが、あまり頻繁にやりすぎると髪を痛めてしまうこともありますので、回数を抑えるように気をつけたほうが良いでしょう。
自分を認めてくれる人との付き合いを増やすことでかきあげてしまう癖を直していけると良いです。
ストレスも原因の1つ?
髪を触ってしまう原因の1つとしてストレスが挙げられます。
イライラすると髪を両手でグシャグシャとするシーンは、よくドラマや映画などでも見られる表現です。人はストレスを感じてしまうと、頭に手を伸ばして髪を乱暴に扱ってしまうこともあります。
優しく触ったり、かきあげるのと違って、髪にダメージを与えやすい触れ方になってしまいがちです。もちろん髪へのダメージが強いため、くせ毛が悪化してしまう大きな理由になると言っても過言ではありません。
中には映画のワンシーンを真似していたら、それがそのまま癖になってしまい、くせ毛が悪化したと言う人も少なくないです。
強く髪を触る分、髪への摩擦が強くなることは間違いありませんので、イライラしても髪を触らないようにしましょう。
もしイライラしてしまって髪をつい乱暴に扱ってしまう場合は、別の方法でストレス発散するように代替行為を見つけると良いです。
髪を触りそうになったら、息を10秒間止めてみたり深呼吸してみたりなど様々な方法があります。
何か別のことをするように癖づけることで、髪の毛を触る癖を抑えることができるようになるでしょう。
くせ毛を抜くのは危険!?病気の可能性も
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くせ毛を触ってしまう癖がある人の中には、ついくせ毛を抜いてしまう人もいますが、くせ毛を抜くのは危険です。
くせ毛を抜く癖がついてしまうと抜毛症と言われる病気になってしまう可能性があります。
特に女性に多く発症し、完治は困難だと言われている病気です。抜くのが辞められなくて、髪の一部分がハゲてしまうほど抜いてしまいます。最初は気になる程度で抜いていたとしても、癖づいてしまうと大変なことになりますので注意しましょう。
くせ毛を抜いてしまう危険性や対策については別の記事で詳しくまとめています。
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触る癖がついているとくせ毛が悪化する?
髪を触る癖についてまとめてみましたが、髪を触ってしまうことでくせ毛が悪化するのは間違いありません。
前述したように髪の外皮であるキューティクルが剥がれてしまったことで、内部にダメージが入り、くせ毛になってしまっている人はなおさらです。
髪を触る癖が直せなければ、さらにダメージが蓄積し、どうしようもないほど強いくせ毛になってしまうかもしれません。
もし生まれつきくせ毛の人でも、触る癖がついてしまうことで、今まで以上にくせ毛が悪化してしまうことも珍しくありません。
遺伝だからといってくせ毛の改善を諦める人も多いですが、髪を触る癖がある人は、ひょっとするとその癖のせいで今のくせ毛になっているかもしれないのです。
くせ毛を触る癖がある場合は、その癖を直すだけであなたのくせ毛が改善されると言っても過言ではありません。
くせ毛で悩んでいる場合は、まず髪の毛を触る癖を直していく方法を考えていくべきだと言えます。
くせ毛を触る癖を直す方法
触れない状況を作る
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いくら癖で髪の毛を触ってしまうと言っても、髪の毛を触れない状況を作ってしまえば、髪の毛を触ることができません。
髪の毛が触れない状況を作るようにすることをおすすめします。
【髪の毛を触れないようにする方法】
- 帽子をかぶる
- 手袋をする
- ワックスをつける
手と髪のどちらかに工夫をすることで、髪をさわれない状況を作ることができます。
帽子を被っておけば触れないのはもちろん、手袋をしておけば髪を触ったとしても思うように触れないことから、触ってしまっていることに気づくことができるでしょう。
またワックスなどの整髪料を付けておけば、髪がべたつきますので、無意識に触ってしまっても、違和感を感じて触るのを辞めることができます。
ただ帽子のかぶりすぎで頭が蒸れてかゆくなってしまったり、ワックスの付けすぎで髪に良くない効果を与えてしまうこともありますので、程々にしておくと良いでしょう。
特に触ってしまう時間帯などが分かっていれば、その時間帯だけ帽子を被るなど、やり方はいくらでも考えられます。
他にも様々な方法があるかもしれませんので、あなたに合った方法で手と髪にできる工夫を見つけてみると良いでしょう。
ストレスをあまり感じないようにする
髪を触ってしまう多くの原因はストレスです。
特にストレスが原因で抜毛症を引き起こしてしまうこともありますので、ストレスの管理には力を入れておきましょう。
できればストレスを感じない生活をおくるのが良いのですが、現代でまったくストレスのない生活も難しいです。
ストレス解消の方法を自分で見つけておくと良いでしょう。
前述したように息を止めたり深呼吸をしたりなどのすぐにできる方法でもよいのですが、定期的にストレス解消できる趣味などを見つけておくと良いです。
趣味は簡単に見つかるものではありませんので、最初はその趣味探しが大変かもしれませんが、新しいことにチャレンジしてストレス解消できる趣味を見つけるのも良いかもしれません。
ストレスの解消の仕方は人それぞれです。私生活を少し変えてみることでストレスを和らげる生活になることもあります。
くせ毛を触る癖がストレスによるものである場合は、髪を触る原因であるストレスをどうにかしてしまいましょう。
くせ毛を触る癖を直すことでくせ毛改善につながる
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くせ毛を触る癖は直しておいて悪いことではありません。
髪を触ることによる摩擦ダメージは確実にありますし、癖を治すことができれば、できた分だけくせ毛改善に繋がります。
特に元々くせ毛ではなかった場合、くせ毛を触る癖が直されたことによって、くせ毛がなくなることもあるのです。
このまま触る癖を直せないまま過ごして、髪にダメージを与え続けるよりは、くせ毛を触らないように癖を直す努力をしてみると良いでしょう。
なかなかくせづいてしまったことをきっぱり辞めるのは難しいですが、辞めない限りはくせ毛の改善も難しいです。
しかし無理にやめようとして、なかなかやめられないことによるストレスもありますので、無理に辞めるのは逆効果なこともあります。
急にやめられない場合は「この時間帯だけは絶対に触らないよう意識する」という風に時間帯で制限を設けるなどすると良いでしょう。
あなたのペースで少しずつ、ストレスがたまらないようにくせ毛を触る癖を改善していくことをおすすめします。