くせ毛 悩み解決

くせ毛の人がなりやすい抜毛症とは?抜毛症の症状と改善方法は?

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「くせ毛を抜く癖があるのだけど、これって抜毛症?」

くせ毛があるとついつい抜いちゃうことがある人も多いです。

1本だけ酷いくせ毛があると、抜いてしまうことはあります。ただ抜きすぎてしまうと、抜毛症になってしまうのではないかと心配になってしまうものです。

そこで今回はくせ毛の人がなりやすいと言われている抜毛症についてまとめてみました。

 

くせ毛の人がなりがちな抜毛症とは?

 

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抜毛症とは正常な髪の毛を引き抜いてしまうくせによって脱毛斑が出現してしまう精神疾患のことを言います。

毛が勝手に抜けていくわけではなく、自分で抜いてしまうことにより脱毛斑が出ますので、体調が悪いのではなく心の病気という認識なのでしょう。

自覚がありながら抜いてしまう人と自覚がないままに抜いてしまうタイプの人もいるので、どちらのタイプかで対策も変わってくるでしょう。

くせ毛をどうしても抜きたくなってしまい、自覚がありながら抜いてしまう人向けにくせ毛を抜いてしまわない対策を別の記事でまとめていますので参考にしてみてください。

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抜毛症の症状とは?

脱毛斑が頭部にある場合は抜毛症の可能性が高いです。

ただ自分で髪の毛を抜いている自覚がない場合は、本当に抜毛症なのかどうか判断できません

もしかすると自分で抜いているわけではなく、勝手に抜けている可能性もあります。

そこで今回は抜毛症特有の症状についてまとめてみました。

もし当てはまるようなら抜毛症の可能性がありますので、参考にしてみてください。

 

枕元には抜けておらず、部屋の中では抜けている

 

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抜毛症の可能性があるということは、あなたの毛が抜いてあるということです。

そこで比べていただきたいのが枕元の髪の量と部屋の床の髪の量です。

もしあなたの枕元には髪が落ちておらず、床に多量の髪が落ちている場合は抜毛症である可能性が高いと言えます。

寝ている間は手が勝手に髪の毛を抜くことはありませんので、枕元に髪の毛は落ちていないからです。

もし無自覚に自分でくせ毛を抜いている場合は、活動している時に抜いているはずですので、枕元ではなく、部屋の床に落ちていることが多いと言えます。

特によく座っている場所などに注目してみると良いでしょう。

もし枕元にも同じくらいの量の髪の毛が落ちている場合は、抜毛症ではなく、別の病気を疑ってみるべきです。もちろんあなたが枕元で何かしら活動しているなら話は変わってきます。

「枕元には寝る時以外行きません」という人のみが判断できる方法です。もし抜毛症かどうか見極めたい場合は、一度部屋を掃除してから、ベッドには寝る時以外行かない1日を作ってみましょう

そうすれば誰でも、抜毛症かどうか判断することができます。

 

利き腕側に多く抜毛の跡が残っている

もしあなたの脱毛斑が利き手側の頭部にある場合は、抜毛症を疑ったほうが良いかもしれません。

無自覚に自分の髪の毛を脱いてしまう場合は、利き手であることが多いと予想できますので、右利きの人は右頭部に脱毛斑ができやすいです。

反対に左利きの人は左頭部に脱毛斑ができやすいので、今のあなたがどっち側に脱毛斑があるのかで判断するのも良いでしょう。

ただ偶然利き手側の髪が抜けているということもありますので、一つの判断材料として病院に行くきっかけになればと思います。

しかし利き手が右手で左頭部に脱毛斑がある場合、もしくは利き手が左手で右頭部に脱毛斑がある場合は、抜毛症以外の可能性を考えたほうが良いでしょう。

 

くせ毛の人が抜毛症になってしまう理由

くせ毛の人が抜毛症になってしまうのは多くが最初は自覚ありの場合です。

酷いくせ毛があるとどうしても抜きたくなってしまい、ついつい抜いてしまいます。ついつい抜いてしまうことが癖づいてしまうと、無自覚のうちに抜いてしまう癖がついてしまう場合もあるのです。

くせ毛を抜きたい気持ちは合っても抜かないようにしましょう。どうしてもくせ毛を抜きたい場合は、くせが強い部分をハサミで切るなどの対応をすると良いでしょう。

くせ毛を無理やり抜くと、毛根を傷めますので、次に生えてくる毛がもっとくせの強いものになってしまいます。

また抜毛症になってしまう原因の1つにストレスも挙げられますので、ついついくせ毛を抜く癖がない人でも注意が必要です。

子どもの抜毛症にもよく見られるのですが、ストレスから自傷行為を行うことがあるため、自らの髪の毛を抜くケースもたくさんあります。

 

 

抜毛症を改善させるには?

 

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抜毛症は一度なってしまうと、なかなか自然には直りません。

日頃の癖であれば、気をつけることで直すことが出きるかもしれませんが、そもそも癖を治すということ自体が大変なことでしょう。

そのため、現在くせ毛を抜いてしまっていると感じている場合は、早急に改善策を取らなければいけません。

そこで今回は抜毛症を改善させるための方法についてまとめてみました。

もし抜きたい気持ちが抑えられない場合は、抜く癖を止めれば良いです。くせ毛を抜く癖を辞める方法については別の記事でまとめていますので、以下と合わせて参考にしてみてください。

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ストレスを低減した生活

抜毛症はストレスが原因で発症してしまうケースが多いです。

最近くせ毛を抜いちゃっていることに気づいた方は、これ以上悪化させないためにもストレスを低減した生活に切り替えるようにしましょう。

日本というストレス社会で、ストレスのない生活を送るのは難しいと思いますが、ストレスを低減させる方法はたくさんありますので、まずはできることから始めるのも良いでしょう。

【ストレス低減するための方法】

  • 睡眠をしっかりとる
  • 食生活を整える
  • 楽しめる範囲で運動する

ストレスを解消するために好きなことをしたり、趣味をしたりなどもありますが、根本的にストレスのない生活を送るためには睡眠・食事・運動の3つが大切です。

生活をする上で基本の3原則であり、どちらかと言うと身体の健康に必要な生活習慣のようにも見えます。

しかしストレスがない健康な心を作るためには、身体が健康でなければいけません

十分な睡眠とバランスの良い食生活、運動の全てを行うのは難しいかもしれませんが、まずはできることから1つやってみて、徐々にできる範囲を広げていくと良いでしょう。

例えば睡眠時間が足りない人は睡眠時間を少し増やすだけでも、体の調子が良くなりますので、自然とストレスも感じにくくなります。

  • 睡眠時間を1時間増やす
  • 1日1食健康そうなものを食べる
  • 苦にならない程度の時間(5分)だけ運動してみる

最初はこれぐらい低いレベルで始めてもよいのです。

1つできるようになるだけでも、体の調子は上向きになりますので、体の調子が良ければ心の調子も良くなります。

これぐらいのことなら、どれか1つであれば誰でもできることですので、まずは試しに実践してみてください。

 

心療内科か精神科へ

もし自分が抜毛症だと気づいたときは、すぐに心療内科か精神科へ行きましょう。

抜毛症はくせ毛を抜いてしまうことで発症していると考えると、皮膚の病気ではなく、心の病気です。

カウンセリングなどで治療していく病ですので、心療内科か精神科が通うべき病院となります。

心療内科や精神科と聞くと、うつ病の人が多いイメージもあるかもしれませんが、皮膚科へ行っても治療することはできませんので、早めに対策するのであれば、通院してみましょう。

まだ脱毛斑が出ていない程度の場合は、ストレスを低減させたり、くせ毛を抜かないように我慢したりなどして対策しても良いかもしれませんが、何に関しても早急な対応が最善策です。

「ひょっとして私抜毛症なのかな?」

と思ったら一度だけだと思って行ってみると良いかもしれません。

行ってみて「抜毛症じゃない」と言われれば安心できますし、行かないことで不安を抱え続けていると、かえって抜毛症になってしまう可能性もあります。

お医者さんによっては「何で来たの?」という態度をとる人もいるかもしれませんが、安心を買うと思って診療してみる価値は大きいです。

 

くせ毛が気になるからと言って抜いてはダメ

 

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「くせ毛がどうしても気になる...」

「少しくらいだったらくせ毛を抜いてもいいよね...」

くせ毛があると気になって抜いてしまう気持ちになってしまいます。

ただくせ毛が気になるからと言って抜いてしまう癖をつけてしまうと、取り返しの付かないことになってしまう可能性も怖いです。

またくせ毛を抜いてしまうのは抜毛症になる可能性を高めてしまうだけでなく、毛穴自体を傷めることになります。

毛穴にダメージが入り、変形してしまうと、髪の毛は真っすぐ伸びてきません。くせ毛は毛穴の形によって決まりますので、くせ毛を抜いてしまうことで、今後直毛が生えてこないかもしれないです。

くせ毛は抜いてしまうことで、その場でくせ毛を処理できるかもしれませんが、長い目で見ると、抜いているうちにくせ毛の量が増えたり、くせが強くなったりすることは間違いありません。

くせ毛を抜いて良いことはありませんので、抜きたくても抜かないようにしましょう。

どうしても抜いてしまう場合は、前述しましたが、心療内科か精神科へ行ってみて、なんらかの解決策を見つけてみるようおすすめします。

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