「せっかく朝に真っすぐ伸ばしてもくせ毛に戻る...」
くせ毛で悩んでいる人は多く、いつかストレートになってくれないかと一度は思うものです。
朝になんとかセットしてくせ毛をストレートに近づけても、時間が経つにつれて酷いくせ毛に戻ることで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はせっかくセットしても元のくせ毛に戻ってしまう人向けにくせ毛がもとに戻ってしまう原因についてまとめてみました。
くせ毛が戻る原因を知れば、酷いくせ毛を抑えることができるかもしれません。参考にしてみてはいかがでしょうか?
くせ毛が戻るのには理由がある
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くせ毛が戻ってしまうのには理由があります。
人によってはくせ毛をしっかりセットすれば、あまり戻らずに一日を過ごせる人もいるのは事実です。
くせ毛が戻るのはそれ相応の理由があるのですが、主な理由は髪への過度なダメージと言えるでしょう。
くせ毛になる原因の1つとして髪へのダメージが挙げられますが、蓄積した髪へのダメージが大きいとくせ毛をいくらセットしても元に戻るようになってしまいます。
蓄積した髪へのダメージが大きければ大きいほど、くせ毛がもとに戻るまでの時間が短くなりがちです。
もしもセットしてからくせ毛に戻るまでの時間がどんどん短くなっている場合は、あなたのくせ毛がどんどんダメージを蓄積しているといえるでしょう。このままだといくらセットしてもくせ毛のままで、まったくセットできない状態になってもおかしくありません。
くせ毛がもとに戻る時間が短くなってしまっている人は原因をしっかり把握し、くせ毛のケアをしていくことが大切です。
くせ毛が悪化するのは髪内部の水分量で変わる
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くせ毛に戻るのは髪がダメージを受けることで髪内部の水分量が変化してしまうからです。
髪内部にはもちろん水分があります。髪はダメージを受けることで髪内部の水分が減ってしまい、乾燥するという話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
髪はダメージを受けると髪をコーティングしている外皮のキューティクルがまず傷つきます。キューティクルが剥がれてしまうと、髪内部の水分が外に逃げてしまい、乾燥してしまうのです。
ダメージを受けてキューティクルが剥がれているということは、髪内部で適量の水分を保持できないということ。
つまりあなたの髪がくせ毛に戻るのは髪の毛一本一本に含まれる水分量が均一でないためです。
部分によって水分量が多いところと少ないところがあるせいで、多いところは膨張し、少ないところは収縮します。そのため髪の毛が波打つようなくせ毛となるのです。
ちなみに雨の日などの湿度が高い日にくせ毛へ戻りやすいのは、あなたの髪の毛のキューティクルが剥がれている部分に過剰な水分が入ってしまうせいだと言えるでしょう。キューティクルが剥がれていない部分は膨張していないものの、剥がれているところは湿気のせいで膨張しますので、くせ毛となります。
「髪へのダメージ=キューティクルが剥がれる」とも言えますので、くせ毛に戻らないようにするためには、いかに正常なキューティクルを保持するかが大切です。
逆に言うと、キューティクルがしっかりしていればするほど、セットした髪の毛がくせ毛に戻りにくくなっていきます。
くせ毛の人の中には気づかないところでキューティクルへダメージを与えている場合がありますので、毎日の生活を振り返ってみて、キューティクルへのダメージを減らしてあげるようにしましょう。
くせ毛が戻るようになった原因
くせ毛が戻るようになる原因とは、キューティクルへダメージを与えている原因です。
様々な原因がありますので、くせ毛でこれ以上悩まないためにも心当たりのある方は日々の過ごし方を改善するようにしましょう。
ヘアアイロンのかけすぎ
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くせ毛をまっすぐセットするために、よく利用されるのがストレートヘアアイロンです。くせ毛の人で愛用している人は多いのではないでしょうか?
ストレートヘアアイロンはくせ毛を簡単にまっすぐ伸ばせますので、かなり便利です。
しかしストレートヘアアイロンはかなりの高熱ですので、使い方によっては髪にダメージを与えてしまい、キューティクルがボロボロになってしまうことも珍しくありません。
最初のうちはしっかりまっすぐなっていたのに、使い続けているうちにまっすぐならずに、すぐくせ毛へ戻る人はキューティクルがボロボロの証拠です。
ストレートヘアアイロンで髪を真っ直ぐにしても、キューティクルが剥がれすぎると、すぐに空気中の水分を吸ってしまい、髪内部の水分が均一にならなくなります。ストレートヘアアイロンは間違った使い方で利用すると、だんだん効果がなくなってしまいますので気をつけましょう。
ストレートヘアアイロンの適した使い方については別の記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
くせ毛をまっすぐで綺麗なストレートに変えるアイロンの使い方
カラーリングのしすぎ
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カラーリングは髪にダメージを与える、というのは有名な話です。
カラーリングは髪内部まで色素を吸い込ませることで色を付けますので、キューティクルを貫通させて色が入ります。
キューティクルは髪内部へ異物を入れないためにあるコーティング部分です。そのコーティングを無視して髪内部に色素を入れようとするのでキューティクルが傷んで当然とも言えるでしょう。
たまにカラーを入れる程度であれば、それほどのダメージとはなりませんが、やはりダメージを与えているのは事実ですので、あまりやりすぎるとどうしようもないくらいキューティクルはボロボロになります。セットしてもくせ毛に戻る人はキューティクルが良い状態ではありませんので、カラーリングは控えるようにしましょう。
どうしても色を入れたい場合はヘアマニキュアなどで代用してはいかがでしょうか?
ヘアマニキュアは髪内部に色素を入れるのではなく、髪外部にペンキを塗るようなイメージで色を付けます。外側にしか色を付けませんので、髪が痛むどころか、その色素ぶんコーティングしてくれますので、かえって髪の状態がよく見えるようになるのでおすすめです。
紫外線
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「紫外線はお肌の大敵!」
というのも半ば常識になりつつありますが、実は肌だけではなく、髪にもダメージを与えています。
肌ほど紫外線による悪影響が目に見えるものではないとしても、肌に悪い影響を及ぼす紫外線ですので、髪に対してだけ害がないわけはないのです。
日頃から紫外線に対して気を遣っている方は大丈夫だと思いますが、髪へのダメージを防ぐという意味でも日傘などをさして、肌と髪の両方を守るように意識しておきましょう。
特に日焼け止めクリームだけで良しとしている人は、少し髪への対策も考えておくと良いです。
シャンプーのやり方
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髪は濡れるとキューティクルが開きます。普段のキューティクルはしっかり閉じているので、なかなか剥がれないのですが、髪が濡れることによってキューティクルが開いてしまうと、そのキューティクルは剥がれやすくなり、くせ毛に戻る原因となってしまうでしょう。
つまり髪を濡らすお風呂タイムは、髪を傷めてしまう危険性のある時間と言えます。
普段で頭をガシガシやるのと、髪が濡れたお風呂で頭をガシガシするのとでは、髪へ与えるダメージ量に差が出るのは明白です。
特にシャンプーをやるときは髪の毛に刺激を与えてしまいがちですので、シャンプーなどして髪の毛を洗うときはできるだけ強くこすらないようにしましょう。
頭皮だけを洗うよう意識して、頭皮を洗う際は擦るのではなく、揉むようなイメージでシャンプーすることをおすすめします。
また爪を立てて頭皮を傷つけることがないよに指の腹で頭皮を洗うようにしましょう。
ドライヤーのかけ方
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ストレートヘアアイロンの熱でくせ毛を悪化させてしまう話は前述しましたが、ドライヤーの熱でも同じことを言えます。ドライヤーの熱が原因となり、くせ毛を悪化させてしまうことは多いです。
特にお風呂上がりにドライヤーを使うことが多いとは思いますが、お風呂上がりの乾かし方によってはキューティクルへダメージを与えてしまっていることが多く、くせ毛に戻りやすい原因となっています。
髪へのダメージを与えないためにはできるだけ髪が熱を持たないようにすることが大切です。
髪にできるだけ熱ダメージを与えてしまわないようにする乾かし方については別の記事で詳しくまとめていますので、くせ毛に戻ることが多い方は乾かし方を見直してみるようおすすめします。
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ちなみに髪を乾かさずに寝るのはあまりよくありません。先程も説明したように髪は濡れたままだとキューティクルが開いた状態です。髪が濡れたまま寝てしまうとまくらとの摩擦で髪にダメージを与えます。その時にキューティクルが開いた状態と閉じている状態ではどちらがより深刻なダメージを与えてしまうかは明白です。
キューティクルが開いたままの摩擦ダメージは、かなり髪を傷めますのでお風呂上がりはしっかり乾かすようにしましょう。
くせ毛にすぐ戻らないようにするにはダメージを減らす
今回はくせ毛に戻ってしまうことで悩んでいる人向けに、その原因についてまとめてみました。
せっかくセットしてもくせ毛に戻ってしまうと、その一日は少し残念な気持ちになってしまいます。
しかしくせ毛に戻りやすくなる原因をしっかり把握し、今後髪へのダメージを和らげるよう工夫することができれば、今の悩みもかなり和らぐはずです。
今回紹介した5つの原因を把握し、あなたの原因に合わせた改善策を取れば、髪のキューティクルの状態は良くなり、くせ毛に戻りにくくなります。
思い当たる節があった方はぜひこれから気をつけてみてください。
トリートメントも使ってみる
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髪のキューティクルを守り、くせ毛を改善させたいのであれば、トリートメントなどを利用するのもおすすめです。トリートメントはキューティクルの外側のコーティング材ですので、キューティクルへのダメージを防いでくれます。
トリートメントするだけで髪へのダメージを減らすことができますので、トリートメントをするだけでもくせ毛に戻るまでの時間が長くなる可能性は高いです。
トリートメントをしておらず、くせ毛に悩んでいる人はトリートメントの利用を考慮してみると良いでしょう。すぐにくせ毛が直るわけではありませんが、毎日使い続けることによって、今よりも髪へのダメージを抑えることができますので、くせ毛の程度もおさまるようになります。
自分のくせ毛の状態を正確に知るには?
今回はくせ毛が戻る原因についてまとめてみましたが、人によってはまた別の原因があるかもしれません。今回紹介したのはあくまで一般的に多い原因ですので、人によっては気づかずに髪を痛めてくせ毛をひどくしてしまっている場合もあります。
くせ毛が戻ることを防ぐだけではなく、くせ毛の適したケアの仕方は人によってそれぞれ違いがあるのも事実です。
いち早くくせ毛のケアをしていきたいのであれば、まずは美容院で相談してみるのも一つの手だといえます。
特にくせ毛に強い美容院では、相談すればあなたのくせ毛の状況に合わせて適したケアの方法を教えてくれますので、自分のくせ毛がどういう状況なのかプロの目で知ることも毎日のケアにおいて大切なことです。
今回紹介した改善方法だけでも、くせ毛が戻る悩みを解決できるかもしれませんが、相談してみることで、更にくせ毛の改善につながる良い方法の発見があるかもしれません。次に美容院へ行く機会がある場合は、一度美容師さんに相談してみることをおすすめします。