「くせ毛を改善させたい」
「朝起きたらくせ毛がひどすぎて悩んでいる...」
くせ毛が悪化する原因は日頃の生活にあり、特に風呂上がりのケアが重要です。
風呂上がりのケアを怠るせいで、くせ毛がかなり悪化すると言っても過言ではありません。
そこで今回はくせ毛の方向けに風呂上がりのケアの重要性やケアの方法についてまとめてみました。
くせ毛は風呂上がりが原因?
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くせ毛がひどくなるということは、髪の毛がダメージを受けて、まっすぐ健全に伸びていない可能性が高いと言えます。
くせ毛がひどくなる大きな原因の1つは風呂上がりです。
お風呂上がりは髪の毛がちょうど痛みやすくなっており、しっかりケアしないとくせ毛が悪化するほどのダメージを受けてしまう可能性があります。
髪は濡れていると、外皮の部分であるキューティクルが開いている状態になり、内部にダメージが入りやすくなるのです。風呂上がりにどのようなケアをするのかで、髪にどれくらいダメージが入るかどうかが決まります。
くせ毛が最近ひどくなったと感じるようになったらお風呂上がりの様子を思い出してみましょう。
お風呂上がりの過ごし方が悪いとくせ毛が酷くなってしまいますので、お風呂上がりの正しい過ごし方を知っておくことが大切です。
風呂上がりでくせ毛を放置するのはダメ
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お風呂上がりで髪が濡れたまま、放置するのは一番良くありません。
前述しましたが、髪は濡れていると外皮のキューティクルが開いて、ダメージを受けやすくなります。髪は内部にダメージを受けてしまうと、治りません。一度ダメージを受けると修復不可能ですのでできるだけダメージを与えることがないようにしましょう。
特に濡れたまま寝ることはやってはいけません。濡れたまま寝ると、キューティクルの開いた髪の毛が枕との摩擦でダメージを受けてしまいます。
寝る前はしっかり乾かすことが大切です。
仕事などでぐったり疲れた日だと、お風呂に入ってすぐに寝てしまうこともあるかもしれませんが、できるだけ放置せずにしっかりケアして寝ましょう。
ただ髪はしっかり乾かすことが大切なのですが、乾かし方でくせ毛が悪化する原因となることもあります。
風呂上がりのくせ毛の扱い方を間違えると、すぐに悪化してしまいますので。正しい風呂上がりのくせ毛ケアを把握しておきましょう。毎日の心がけがくせ毛改善に繋がります。
風呂上がりにしておきたいくせ毛ケア
風呂上がりにしておきたいくせ毛ケアとして、主に3つのポイントが挙げられます。
- タオルでしっかり拭く
- ドライヤーでしっかり乾かす
- トリートメントを使う
順に説明していきますので、風呂上がりのケアとして抑えておきましょう。
タオルでしっかり拭く
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お風呂上がりは髪が濡れている状態だと思います。まずはタオルでしっかり水気を拭き取りましょう。
いきなりドライヤーで乾かすと、ドライヤーをあてる時間が長くなってしまい、熱で髪を傷めてしまいかねません。ドライヤーをくせ毛にあてる時間を長くしすぎないためにも、できるだけタオルドライで水気を取ることが大切です。
ただタオルで水気を拭き取ると言っても、ガシガシと吹いてしまうのはよくありません。
濡れている髪とタオルの摩擦で髪にダメージが入ってしまう可能性もありますので、髪の毛をタオルで拭き取るときはあまり刺激を与えないようにするのがポイントです。
タオルで吹く時はガシガシこするのではなく、頭皮を優しく拭くようにして水分を取っていきましょう。
毛先をタオルで拭く時は撫でるというよりもふんわり押し当てるようにして水分を取るようにします。
ドライヤーでしっかり乾かす
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タオルで拭き取れる分の水分を取ってあげたら、次はドライヤーで乾かしてあげます。
この時のドライヤーのかけ方は、ドライヤーの温風が1箇所に集中しないことを意識するのが大切です。
ドライヤーを振りながら髪を乾かしていきましょう。ドライヤーを1箇所に当ててしまうと、乾くのは早いものの、ドライヤーの熱で傷んでしまいます。
できるだけ髪が高温になってしまわないように、温風で満遍なく乾かしてあげることを意識しながら乾かしてください。
ドライヤーを振りながら乾かしたほうが早く乾くため、ついつい振らずにやってしまうのですが、それではくせ毛は悪化してしまいます。
温風で乾かすものの、高温で乾かすのではなく、常温の風で髪を乾かす事をイメージしてドライヤーは使いましょう。
またドライヤーの熱で髪が痛まないように、ドライヤーは遠くからあてるようにします。
ドライヤーが髪に近いと、どうしても熱風が髪にかかってしまいますので、あまりよくありません。ドライヤーの熱から髪を守るためにも、ドライヤーは遠くから当てることを意識するのが大切です。
最後に乾かす順序ですが、「根本⇒毛先」の順にドライヤーをあてるのをおすすめします。髪の毛先は自然乾燥で乾きやすいのですが、根本は髪の毛が密集しているため、乾きにくいためです。
乾きにくい根本から乾かしていかないと、毛先だけが先に乾いてしまいます。もし毛先が先に乾いてドライヤーを続けていると、毛先に余分な熱のダメージが入ってしまいがちになります。
ドライヤーによる熱で髪が傷むのは事実です。理想は根本と毛先が同時に乾ききることをイメージしましょう。そのためにも髪を乾かす場合は乾きにくい根本から順に乾かすことが大切です。
トリートメントを使う
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風呂上がり後はキューティクルが開いてしまい、くせ毛へのダメージが深刻なものになりやすいです。
そのためキューティクルが開いた状態でのタオルドライやドライヤーによる熱は髪に悪いと考えるかもしれません。
キューティクルは早めに乾かすことで閉じていきますので、ドライヤーの熱を使ってキューティクルを閉じることは仕方のないところはあるでしょう。
ただキューティクルをすぐに閉じつつ、ドライヤーの熱による傷みを防ぐためにトリートメントも使うことをおすすめします。
トリートメントは髪の外皮をコーティングしてくれますので、熱によるダメージを軽減させてくれる効果があるのです。トリートメントによる髪の補強はできるだけしておくのをおすすめします。
トリートメントまでやれば風呂上がり後のくせ毛改善に一歩進むことができますので、余裕のある方はトリートメントまですると良いでしょう。
風呂上がりのケア次第で明日のくせ毛が決まる
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ちなみに髪が濡れたまま寝てしまって、次の日の朝、髪が爆発してしまったという言う経験があるのではないでしょうか?
髪は濡れていて、乾くときの形を維持します。
濡れたまま寝てしまうと、髪がまくらとこすり合わさってしまい、変な形へとなりやすいです。
風呂上がり後のくせ毛を乾かすのは、くせ毛改善につながるのはもちろん、明日の朝のセットのしやすさにも影響します。風呂上がり後の寝る前はしっかり髪を乾かしてくせ毛ケアしつつ、明日に備えるようにしましょう。
くせ毛はケアが大変なもののメリットも大きい
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くせ毛はお風呂上がりに気をつけないと悪化することも多いのですが、それでなくても、日頃からケアしなければいけないことが多く、大変です。
くせ毛なせいでセットをするのも大変で、悩まされている人がたくさんいます。
ただくせ毛はしっかりケアして、セットで活かすことが出来たらメリットが大きいということに気づけていないくせ毛の方も多いです。
くせ毛の人にしか出せない髪型などもありますし、最近はくせ毛風のセットもあるぐらいで、くせ毛髪型が世間で羨ましがられていることもよく聞くのではないでしょうか?
しっかりくせ毛をケアして、くせ毛をある程度セットしやすいぐらいの酷さまで改善することができれば、くせ毛を活用したヘアスタイルをめざしてみるのも良いでしょう。
くせ毛がひどすぎると難しいところもあるのですが、風呂上がりのケアを改善させるだけで、くせ毛の程度が弱まる人も多いです。
まずはくせ毛が傷みやすい時間のお風呂上がりに注意して、くせ毛の程度を抑えるところから始めていきましょう。
風呂上がりのケアが面倒な場合は美容院で短くカット
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「風呂上がりに入念なケアをするのは大変」
「仕事が忙しくてどうしても濡れたまま寝てしまう日が多い」
という風にお風呂上がりにしっかりケアするのは時間がかかって面倒だったり、ついつい甘えてできなかったりする人もいるのではないでしょうか?
あまりお風呂上がりなどにくせ毛のケアを考えたくない場合は、美容院で短めにカットしてもらうのも1つの手です。
特に髪が長いと、タオルドライする量が増えるのはもちろん、髪を乾かす時間も増えれば、トリートメントをつける量も増えます。
しかし髪が短ければ、乾かす手間も少ないですし、トリートメントもはやめにつけられるでしょう。
また短い髪にすることで、くせ毛ハネがしにくくなるタイプのくせ毛の人もいますので、一度思い切って短めにカットするのもアリです。
また髪が長くて、毛先がくせ毛になってしまっている人の場合は、くせ毛の部分をカットできて良いでしょう。一度ダメージを受けると、修復できませんので、くせ毛の部分はカットして、根本に近い髪を今後風呂上がりのケアで守っていくイメージです。
これから根本のほうをしっかりケアしていけば、髪が伸びてきた時に今ほどくせ毛が酷くなっている可能性は低いでしょう。
お風呂上がりのケアには十分注意して毎日を過ごすようおすすめします。