くせ毛はワックスで抑えることが可能です。
しかし、ワックスの選び方・つけ方を間違うと、余計にくせが目立ってしまいます。
なので、この記事ではくせ毛男子のあなたに、正しい選び方・つけ方をご紹介します。
髪質別!メンズワックスの選び方
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くせ毛の男性がワックスを選ぶ場合、注意すべきポイントは、髪質です。
毛の量、ヘアスタイルなどでベストなワックスは多少異なりますが、髪質に合ったワックスを使用することで、かなりくせ毛を抑えることが可能です。
剛毛のくせ毛
剛毛とは、1本1本が硬くてしっかりしていて、毛髪の量が多く太いことを意味します。
剛毛は、毛髪のたんぱく質がしっかりと結びついており、キューティクルなどの繊維の密度が濃く、繊維と繊維の間に隙間がない状態です。
髪の毛の一本一本が丈夫なので、そのようなコシのある頭髪は、髪の健康面から考えると良い状態といえます。
人によって若干異なりますが、髪の手触りがゴワゴワしていて、寝癖などはしっかりと水に濡らさないと直らないなどに心当たりがある人は剛毛の可能性が高いです。
剛毛の人が間違ったワックス選びをしてしまうと、まとまりがなく、モサモサした印象になるので注意が必要です。
ファイバー、ジェル、グリース系ワックスがおすすめ
そんな剛毛のくせ毛男子には、ファイバー、ジェル、グリース系のワックスがおすすめです。
これらのメンズワックスは、髪の広がりを抑えてツヤを出してくれるため、髪全体のボリュームを抑えてくれる効果があります。
髪が濡れたらボリュームが減るのと同じ原理ですね。
では、それぞれの特徴を紹介します。
ファイバー系の特徴
メリット | デメリット |
・伸びがよく、毛先に動きをつけたい時に適している | ・つけすぎると重くなり、髪がぺたつく |
・油分が多く、髪にツヤを与える | |
・髪に馴染みやすいので初心者でも扱いやすい |
ジェル系の特徴
メリット | デメリット |
・強いホールド力がある | ・動きを出すのは難しい |
・速乾性がある | ・一度乾くと、修正が難しい |
・髪にツヤが出て、清潔な印象になる | ・適量以上つけるとテカテカになる |
グリース系の特徴
出典 クールグリース.com
メリット | デメリット |
・髪にツヤ感が出る | ・適量以上つけるとテカテカになる |
髪全体につけることも、部分的につけることも向いている |
軟毛のくせ毛
軟毛とは細く柔らかい毛髪のことを意味します。
キューティクルが少ないため、枝毛になりやすくダメージを受けやすい髪質です。
軟毛のくせ毛の特徴としては、くせによって髪がぺたんこになってしまうことです。
髪をセットしても、すぐにもとに戻ってしまうことに心当たりがある人は軟毛の可能性が高いです。
また、髪の毛の1本1本が細いため、水分や油分が多いワックスだとボリュームを更に抑えてしまうので要注意です。
ドライ系ワックスがおすすめ
そんな軟毛のくせ毛男子には、ドライ系のワックスがおすすめです。
ドライ系のワックスは、特にふわりと動きのあるスタイリングに向いています。
固いテクスチャーでワックスの伸びは悪い特徴があるので、毛束感を出したい方には適しません。
そのため、「軟毛だけど、毛束感を出したい!」という方は、ジェル、ファイバー、グリース系のワックスを毛先だけに使うことをおすすめします。
ドライ系の特徴
メリット | デメリット |
・ツヤなしでふんわり出来る | ・伸びが悪い |
スタイリング力が非常に高い | 付けすぎるとガチガチになる |
オススメくせ毛ワックスを比較【男性】
剛毛のくせ毛にオススメ
【アリミノ】FREEZE WAX フリーズワックス|ファイバー系
出典 www.arimino.co.jp
ファイバー系の中でも、ホールド力が少し強めのワックスです。
短髪のヘアスタイルには相性抜群ですが、長い髪でも使えるので、幅広い方から人気があります。
水で簡単に落とせるので、髪の毛や毛根にワックスが残る心配はありません。
ただ、その分、雨などで濡れてしまうとすぐに崩れるので注意が必要です。
【ホーユー】ミニーレ ウイウイ デザインジャム10|ジェル系
出典 revo-shop.net
匂い、ホールド力ともに優れているので、美容院などでも使われています。
ウェット感も出るので、「清潔感を出したい」「色気ある雰囲気にしたい」という人にオススメです。
また、少量を全体で馴染ませることで、程よい毛束感を出すことも出来ます。
【阪本高生堂】クールグリースG|グリース系
出典 amazon.com
グリース系ワックスの中でもかなり知名度が高い商品です。
整髪力、キープ力、ツヤ感共にバランスが良く、多くの方から人気があります。
グリース系に興味がある方は、是非一度試してみて下さい。
軟毛のくせ毛にオススメのワックス
デザインキューブ・ドライワックス|ドライ系
ドライ系の中でも、特に伸びが良いワックスです。
そのため、一回のセットに使用するワックスの量が少なくて済みます。
セットした髪が重くならず、ふんわりとツヤのない優しいスタイリングが可能なので、特に無造作ヘアの人にオススメです。
【ナカノ】スタイリングワックス M|ドライ系
出典 amazon.com
ドライ系ワックスの中ではセット力が低いので、ナチュラルなスタイルが作れると人気です。
ちなみに、ナカノのヘアワックスには、ヘアカラーの退色防止効果が含まれているため、マットやアッシュに髪を染めている人から非常に高い支持を獲得しています。
【ドゥーサー】ドライペーストワックス 6|ドライ系
出典 www.no3.co.jp
しっかりしたキープ力とハードなセット力を持ち、立体感のあるヘアスタイルを作ることが出来ます。
ワックスを付けた髪は非常に軽く、崩れてもすぐに直すことが出来る人気メンズワックスです。
ちなみにドゥーサーは、「6」以外を選ぶと、ドライ系ではなく、ファイバー系などになるので注意してください。
くせ毛ワックスのつけ方・スタイリング方法
くせ毛を抑えるワックスを紹介しましたが、つけ方・スタイリング方法などを間違うと、ベタベタになってしまったり、すぐに型が崩れたりします。
なので、自分に合ったワックスだけでなく、正しいつけ方・スタイリング方法を理解しておきましょう。
実はワックスより重要?髪のブロー
セット前のドライヤーを使ったブローによって、更にくせ毛を抑えることが可能です。
くせ毛を伸ばすブローは、以下の動画がかなり参考になります。
出典 youtube.com
この動画では、アイロンなどを使わずにドライヤーだけで前髪を真っ直ぐにしています。
アイロンを使うよりは髪へのダメージが少ないので、是非一度試してみて下さい。
もし更に詳しくセット方法について知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
→くせ毛前髪男子は必見!雨・汗に負けないセット方法
ワックスのつけ方
ワックスのつけ方は、基本的には、毛束感を作りたい部分・崩れると困る部分(頭のトップなど)からつけていきます。
①ブローの方法
基本的に、ブローは以下の3つを意識して行います。
- トップにボリュームを出す
- サイドのボリュームを落とす
- 後頭部のボリュームを出す
以下の動画では、直毛の男性が見本として行っていますが、くせ毛の男性でも参考になる動画です。
あまり意識せずに、髪を乾かしている人は特に参考にしてください。
出典 youtube.com
②ワックスのつけ方
ワックスのつけ方は、髪型・髪質などで異なります。
そのため、一番最適な方法としては、信頼できる美容師の方につけ方を教わることです。
とは言っても、そのような美容師はなかなか見つからないので、そういう場合は以下の動画を参考にしてください。
くせ毛のメンズ向けに、かなり詳しくワックスのつけ方・セット方法を紹介しています。
出典 youtube.com
ワックスをつける時の3つの注意点
ワックスの量
ワックスの量で一番注意すべきポイントは、一気に多い量を手に取らないことです。
10円玉程度のワックスを指に取って、手のひら全体に薄く伸ばして付けていきましょう。
もし足りなかったら、再度同じぐらいの量を取って、付けていくことで、ベタベタになるのを防ぐことが出来ます。
馴染ませ方
男性で、ワックスのつけ方が下手な人の多くは、馴染ませ方が苦手な傾向にあります。
まずは髪の毛全体の毛先を中心にヘアワックスを付けていき、毛先全体に行き渡ったら、手のひらで揉むように根元までヘアワックスを付けましょう。
この時に、毛の根本にワックスを付けすぎると、重たい印象になってしまうので注意が必要です。
整え方
毛束感を出したい部分をねじったり、つまんだりして整えていきます。
この時、ワックスを追加で付けすぎてしまうと、重くなってしまうので、手のひらに残っているワックスを使うようにしましょう。
1日の終わりに、必ずワックスを落としましょう
くせ毛を抑えるためにワックスを使うと、最初は自然とワックスの量が多くなりがちです。
ワックスが残っていると、頭皮に悪影響があるので、必ず丁寧に洗い落とすことを心がけましょう。